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パッシブデザイン、パッシブハウス、似たような言葉だけれど、その差は歴然!決められた性能基準をクリアしているか、どうかだよ
この2つの違いを詳しくみていきましょう。
パッシブデザインの家とは、自然エネルギーである太陽光や風などを活用することで1年を通じて心地よく暮らせ、冷暖房のためのエネルギー消費を抑え、光熱費の負担も小さい住まいです。具体的には、
この5つを建物に組み込んだ住宅です。空調設備は最低限のもののみ設置、アクティブな冷暖房器具が不要であるという意味合いから「パッシブ(passive:受身の)」の名が付けられています。特に、明確な基準などはありません。
引用元:パッシブハウスジャパン(https://passivehouse-japan.org/ja/concept/)
そしてパッシブハウス(Passive house)とは、パッシブデザインの住宅のうち、ドイツの「パッシブハウス研究所」が規定する性能認定基準を満たす省エネルギー住宅のことを指します。
パッシブハウスに認定される基準は以下のとおりです。㎡当たりのエネルギー量 kwh/㎡(年間)が
※漏気回数0.6回以下=隙間相当面積(C値)=0.2c㎡/㎡以下
参照元:パッシブハウスジャパン(https://passivehouse-japan.org/ja/phpp/)
その省エネ性、断熱性、気密性は世界的にも高いレベルで、気温が-20℃にもなる極寒の地でも、暖房なしでも過ごせるほどです。審査基準は世界各国の省エネルギー基準の中で最も厳しいと言われ、基準を満たすためには、窓や断熱材等使用材料の選定や気密・断熱施工の技術力、熱損失や消費エネルギーの計算など高レベルな技術が求められます。
日本ではドイツ・パッシブハウス研究所の国内の正式な窓口として、社団法人「パッシブハウス・ジャパン」がパッシブハウスの申請受付および審査を行っています。
同社団法人は日本の気候・文化様式にあわせた「日本型超省エネ住宅」の研究をしています。また達成された省エネ性能を数値化する、パッシブハウスのシミュレーションソフトを提供し、住宅の建物の省エネ性能を数値化して見える化しています。
特集!恵那市・中津川市でパッシブハウスが建てられる住宅メーカーを紹介
設計段階で審査を依頼し、性能基準を満たしていれば仮認定書が発行されます。施工後、設計性能を有しているかの審査・躯体性能試験を行い、基準を満たしていれば正式な認定書が発行される流れです。性能基準の審査にはPHPPという計算シミュレーションソフトを使います。
厳しい基準のあるパッシブハウスを建築できる、大工さんや施工技術がある会社は、住宅会社を選ぶ時のひとつの判断基準になるね
恵那市・中津川市で高気密・高断熱が得意な注文住宅メーカー/工務店はこちら
高性能な住宅を建てるために、まずチェックしておきたい「高気密・高断熱」の住宅を施工できる技術があるかという点。隙間だらけの家では、高性能な設備を完備しても無意味に…。そんな「高気密・高断熱」を測る指標となるのが、UA値(断熱性能)とC値(気密性能)です!高気密・高断熱な家を建てるには、この数値に注目して家づくりを行うことが大切。
ここでは、高性能な家にプラスαのこだわりを叶えてくれるおすすめの注文住宅会社を紹介します。
パッシブハウス認定の省エネ住宅!
1年中快適な高性能な家が魅力
UA値 | 0.22(W/㎡k) |
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C値 | 0.10(c㎡/㎡) |
※実際の施工実績数値
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60年保証(※1)の長寿命住宅!
長く住み継げる高性能な家が魅力
UA値 | 0.38(W/㎡k) |
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C値 | 0.10(c㎡/㎡) |
※実際の施工実績数値
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Best of Houzz受賞のデザイン住宅!
社員大工が建てる高性能な家が魅力
UA値 | 0.32(W/㎡k) |
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C値 | 0.20(c㎡/㎡) |
※実際の施工実績数値
▼タップ・ホバーで詳細が見れます。